【デュエマ】5cマゲのミラー用最終兵器【5Cドルマゲドン】
ある日友人と5cマゲのミラーを延々と回していて、同じ構築に飽きてきたのでストレージのカードを見ていたらあるカードが目に止まりました。
そのカードとは…
そう「偽りの王 ハチャトゥリアン」です。
マイナー気味のカードなので効果を見ていきましょう。
クリーチャー:キング・コマンド・ドラゴン 11000
W・ブレイカー
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手のクリーチャーを1体破壊する。その後、そのクリーチャーとコストが同じクリーチャーを1体、自分のマナゾーンまたは墓地からバトルゾーンに出してもよい。
まず黒のコマンド持ち5コスト以上なので素出しで禁断を外せるので合格。
8コストなので鬼札王国圏内。
そして肝心の効果がcipで相手のクリーチャーを破壊し、そのクリーチャーと同コストのクリーチャーを一体マナor墓地から釣り上げる効果を持っています。
これが滅茶苦茶強い。
まあ当たり前なんですがミラーマッチ想定なので相手のクリーチャーとマナコスト帯どころかクリーチャーも被ってるので、相手のとこしえを割りながら自分がとこしえを展開できたりするのが大きいですね。
このカードの元ネタの「破壊と誕生の神殿」と違って別に破壊できなくてもクリーチャーを出すこと自体はできますので相手のEXライフの盾や最終モルトの破壊置換でドラグハートを割りつつこちらも同じクリーチャーを展開ができるのも偉い点です。
今のテンプレ気味構築から少しイジる必要がありますが、ハチャトゥリアンの破壊にはコスト制限がかかっていないのでドルマゲドンも破壊効果の対象に採れます。
なのでデッキにS・S・Sやテック団等を入れ相手の先に解放されたドルマゲドンに先の2枚のいずれかを踏ませ、返しのターンにハチャトゥリアン出してマゲ破壊からのこちらのマゲ解放そのままマゲ相打ちで勝利のプランを取ることができるようになる点は覚えておくといいかもしれません。
既存のメジャーな構築だと8コストより上のクリーチャーを破壊する手段に乏しいのでそこの意表を付けるのは良いですね。
まあここまで色々メリットを述べましたが勿論デメリットもあります。
そもそも早出し手段が墓地から鬼札で釣り上げるしかないので遅く、同じ手段しかないドルファディロムと比べてEXライフでの盾回復もないのでハチャトゥリアンを1〜2枚入れる枠を作るために受け札を抜いてしまうと速攻系統に弱くなってしまいます。
また、破壊したコストのクリーチャーを出す効果も寸分違わず同じコストでないといけないので、早いデッキ相手だとギリギリ出せてデドダムくらいなのが弱い点ですね。
ここまで書いてきましたがミラーやコスト帯が被っているデッキ相手にはかなり刺さって意表を突けます。
ノヴァ系統に規制がかかってより遅い環境になったら採用を考えてみては如何でしょうか。
では、良きハチャトゥリアンライフを