ロストジャッジメント軽い感想(ネタバレほぼなし)
キムタク×龍が如くスタジオの最新作
ロストジャッジメントをクリアしてきましたので軽い感想を。
強制でやらされるサブストーリー+ちょっとだけサブストーリーつまみ食いして後は本編ガンガンに進めて大体19〜20時間くらいのプレイ時間でした。
分量的にはメインシナリオの長さはジャッジアイズと変らないくらいで、サブストーリーがユースドラマという部活動と称したミニゲームと連動したサブストーリーが部活10個分程あるのでジャッジアイズよりもかなり多めとなっているのでボリュームはかなり増量されてそう。
メインシナリオの感想は、やはり流石の脚本と言った感じの面白さ。
東京と横浜の両方で起こる様々な事件が関係ないように見えて徐々に繋がっていく感じは真実が明らかになる度にそうきたかと唸ってしまうほど。
ただ前作は事件の裏に潜む陰謀と巨悪に立ち向かうといった、流れが分かりやすく敵を倒した後のカタルシスを得られる作品であったが、今作ロストジャッジメントは"イジメに対する法、隠蔽、私刑"といったリアルの世界でも未だに似たような問題が山のようにあって答えの出すことのできない内容を題材として扱っているので、前作よりも非常に内容が重く考えさせられるような内容となっている。
戦う敵もシンプルな悪人だけでなく確固たる己の信念や正義を持った者もいるため、敵に共感できる所も多く前作のようなクリアした時の晴れ晴れとした気持ちにはならず、そういった面では前作には劣っているかもしれない。
前作はラスボスの正体判明してからのそいつのやばい無双だったりのジェットコースターの様な展開が凄かったので。
それでも面白さのベクトルが前作と違うだけで大変面白いシナリオでした。
シナリオ以外の面でいうと、ミニゲームがめちゃくちゃ豊富になったところが凄い。
今までの遊びはほぼ全部入っててプラスで音ゲーだったりロボットを組み上げて戦わせるだったりで色々増えててボリューミーである。
音楽も非常に良く、特にラスト2戦のBGMはどっちも場面やキャラと合った聴き応えのあるものとなっている。
音楽サブスクでサントラみたらラスボス一個前のBGMはあったけどラスボス戦のBGMがなかったのではよ入れてくれ。
後はシリーズ小ネタもそこそこあってニヤリとできる。過去の龍が如くシリーズで出た団体の名前がちょろっと出たり、時系列的にジャッジアイズ→龍が如く7→ロストジャッジメントで龍が如く7の舞台の横浜がメインの舞台となっているので7のネタが豊富でそういうネタが出る度に7の流れがあってこうなっているのかと関心できた。ある龍が如く7のキャラだけ顔は出てないがちょろっと出てたので龍が如く7プレイヤーはプレイしよう。
キムタクでコンビニ粉砕したりサブストーリーのシュールな画像が貼られてそういう所ばっかりネットでは目立ってるこのゲームですが、非常に良く練られた一本の名作映画やドラマの様な脚本と遊びごたえのあるアクションやミニゲームの数々でとても面白いゲームとなってるので皆さんやってみてください